よくある不正/違反事例

このページではアフィリエイトメディアにおける「よくある不正/違反事例」を解説しています。
知らず知らずのうちに実施してしまうこともあります。
『絶対に不正をしていないはず』と自分では思っている方も、今後長くアフィリエイトに健全に取り組んでいくために、自身のサイトや行動を見なおしてみてください。

  1. リスティング広告(検索連動型広告)違反をしている

    リスティング広告(検索連動型広告)違反は広告主が最も嫌がる不正行為の1つです。知らず知らずのうちの違反だとしても厳しく対処されます。以下ページでも詳しく解説しているため、絶対に違反しないように十分に気をつけましょう。

    リスティング広告出稿の前に「ちょっと待って!」

  2. サイトプロフィールに書く性別や年齢に嘘がある

    ご自身のサイトやブログにプロフィールを記載している方は多いことでしょう。
    このプロフィールには当然、正しい情報を書く必要があります。

    例えば、本当は40代男性であるにも関わらず、「20代女性です」と年齢や性別を偽って書くことは不正行為です。

  3. 著作権を侵害している(おそれがある)

    自分が書いた文章ではないものを勝手に使ったり、誰かの写真を勝手に使うことは著作権を侵害しているおそれがあります。
    引用の範囲内で使えるケースもありますが、この範囲が自分自身で判断できないのであれば、自分が書いた文章、自分が撮った写真以外はサイトに掲載しないようにしましょう。

    また、動画共有サイト(YouTube 等)にアップロードされている公式動画以外を埋め込むこともNGです。
    必ず、動画の配信者を確認してから埋め込んでください。
    ただし、公式動画であったとしても、埋め込んだページに独自コンテンツがなく動画埋め込みのみでほとんどが構成された記事もNGです。

  4. 「引用可能要件」を満たさずに引用している

    引用可能要件とは?

    引用するためには

    • 自身が書いた部分が「主」で、引用部分が「従」であること
    • 引用箇所が明確であること
    • 引用の必然性があること

    が必要です。

    NG例
    どこからどこまでが引用で、どこからどこまでがサイト運営者の記述なのかが曖昧でわからない
    引用記事しかない、もしくは引用記事がほとんどでサイト運営者の記述部分がごくわずか
    化粧品のレビュー記事に美しい肌だとして、関係のない芸能人画像と名前を掲載する
    引用部分に修正を加えて掲載する

    ご自身の書く記事をわかりやすくするため、ご自身の記事の内容を「補足するため」に引用するようにしてください。

    OK例
    引用する記述を「blockquote(htmlタグ)」するなどして自分の記述部分と明確に区分している
    引用に必然性がある
    引用部分を改変していない
    引用の出典を明記している
  5. 著作権侵害サイトへ誘導している(リーチサイトとなっている)

    自分自身のサイトが著作権を侵害していなくても、著作権侵害サイトに意図的に誘導している場合も不正行為です。これはリーチサイトと呼ばれます。

    例)アニメが違法アップロードされている動画サイト(著作権侵害サイト)に「ここで無料で見れます」と誘導する

  6. 全文書き起こし等で翻案権を侵害している(おそれがある)

    ドラマや映画、マンガやアニメ等の内容を書き起こして記事にすることは不正行為です。数行程度のあらすじであれば問題ありません。

    例)「アニメ◯◯のネタバレ書き起こし」記事を書く

  7. 肖像権やパブリシティ権を侵害している(おそれがある)

    自分で撮った写真であれば、どんなものでもサイトで公開して良いものではありません。
    その写真のなかに写っている人にも肖像権があります。人の顔が写っている写真であれば、本人にサイトで公開してよいか確認を取りましょう。
    もし許可を取れない人なのであれば、個人を特定できないように顔にぼかしや塗りつぶしを入れることが良いでしょう。
    また、有名人の写真にもパブリシティ権があります。顧客誘引力を持った形での有名人写真を使うことは避けましょう。

  8. 虚偽のランキング、誤認を与えるランキングを表示している

    おすすめのサービスや商品をランキング形式で紹介することはアフィリエイト成果を伸ばすためにも重要な方法の1つです。
    ただし、嘘が含まれているランキング、消費者に誤認を与えるランキングは不正行為です。

    例えば、

    「人気ランキング」という名前で順位付けしているにも関わらず、ランキングの実態は恣意的で、サイト運営者にとって報酬額が大きいアフィリエイト広告を1位に表示している

    というものはNGです。

    「人気ランキング」なのであれば、ちゃんと人気ランキングであるべきです。そうでなければ、虚偽のランキング、消費者に誤認を与えるランキングとなってしまいます。
    十分に気をつけた上でランキング形式での表示を活用しましょう。

  9. 本人申込NGのプロモーションに本人申込をしている

    プロモーションには「本人申込OK」のものと、「本人申込NG」のものがあります。
    本人申込とはその名のとおり、アフィリエイトプロモーションに自分自身で申し込んで、自分自身でアフィリエイト報酬を手に入れる方法です。
    「本人申込NG」のプロモーションには自分自身で申し込まないように十分に注意しましょう。

  10. 非公開情報を公開している

    アフィリエイト管理画面に表示されている情報は、原則としてアフィリエイター向けの情報です。
    一般への非公開情報を公開してしまわないように十分に注意しましょう。